今回は「電位差」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.電位差とは?
電位差とは、電気の位置エネルギーの差のことです。
電気の位置エネルギーのことを電位と呼ぶので、そのまま電位の差ということですね。
難しい言い回しだと、「電界中で+1[C]の単位正電荷が持つ位置エネルギー」とか「無限に遠い点を0[V]とした時のそれに対する電気的な高さ」が電位です。
こんな言い回しではイメージできる人は限られるので、滝に例えて簡単に説明してみます。
滝って高い場所から低い場所に水が落ちていきますよね?
当然ながら、高いところから低いところにモノが落ちる場合、それ相応の力で叩きつけられます。
この現象の言い回しを変えると、以下のようになります。
水位が高い場所から水位の低い場所に水が移動すると水圧が発生する。
もしくは、水位差があると水圧が発生する。
自然現象なのでこれなら理解できますよね。
これを電気回路に置き換えた場合の表現は以下のようになります。
電位差というものがよくわからなくても、これなら何となくイメージできるのではないでしょうか?
3.まとめ
電位差とは、電気の位置エネルギーの差のことです。
電位差単体だと理解しづらいので、電圧・電位とセットでイメージするのをおすすめします。
電気回路のイメージを以下にまとめてあるので、そちらも参考にしてみてください。
以上、「電位差」についてでした。