今回は「ディレクトリ」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.ディレクトリとは?
ディレクトリとは、英語で[directory]と書きます。
意味は[名鑑・人名簿・登録簿]です。
IT用語としては、入れ物を指しているという認識で良いかと思います。
袋・本棚・収納箱…なんでもいいので入れ物をイメージしてください。
例え話をしますね。
今、ルーズリーフにメモをしているとします。
メモを書いたので、無くさないようにしっかり保管しようと思います。
そんな時は、ルーズリーフをバインダーに綴じ込みますよね?
この関係をコンピュータに置き換えると、メモの内容がデータ、ルーズリーフがファイル、バインダーがディレクトリに当たります。
なので、複数のファイルを収納して整理することができる入れ物がディレクトリに当たります。
厳密にはちょっと意味が違うのですが、フォルダと同意語として扱われていることが多いです。
ディレクトリはストレージ上のファイルを整理するための入れ物です。
それに対してフォルダは、OSの操作画面上でファイル及びコンピュータの設定を整理するための入れ物です。
例えば、コントロールパネルってありますよね?
実はコントロールパネルは、ネットワークの状況を確認したり、プログラムをアンインストールしたりできるコンピュータの設定諸々が詰まったフォルダです。
ディレクトリではないのです。
まとめると、画像などのデータをまとめる入れ物がディレクトリで、+αでコンピュータの設定がまとめられた入れ物も含めてフォルダと呼びます。
ディレクトリ≦フォルダというイメージですね。
3.まとめ
ディレクトリとは、ストレージ上のファイルを整理するための入れ物のことです。
以上、「ディレクトリ」についてでした。