今回は「EEC」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.EECとは?
EECとは[European Economic Community]の略称で、欧州経済共同体のことを指しています。
1958年に創立されました。
EECには、ある意味前身となっている組織があります。
それは、ECSCという石炭や鉄鋼の利権に関する集まりです。
この集まりができたことを発端に、経済発展のための考えを確立する組織であるEECもできました。
関税の設定・労働力の移動の自由・流通の自由などが定められたようです。
EECの加盟国は、フランス・ドイツ・イタリア・ベルギー・オランダ・ルクセンブルクの計6ヵ国です。
ECSCと同じです。
この6ヵ国は原加盟国とも呼ばれています。
なぜそんな呼ばれ方をしているのかと言うと、このEECが2022年時点のEUの前身となる組織に当たるからです。
一番最初の創立した時からのメンバーだからということです。
また、変遷は以下のようになっています。

3.まとめ
EECとは、欧州経済共同体のことを指しています。
以上、「EEC」についてでした。