今回は「フラッシュメモリ」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.フラッシュメモリとは?
コンピュータにはデータやプログラムを保存することができる記憶装置が搭載されています。
この記憶装置のことをメモリと呼びます。
メモリにはHDD、SSD、RAM、ROMなど様々な種類があります。
この内、SSDはフラッシュメモリを使用した記憶媒体の一つです。
フラッシュメモリ[flash memory]は、RAMの特徴を持つけど技術的にはROMに由来しているという微妙な立ち位置のメモリです。
ただ、EEPROM(ROMの最終進化系みたいなヤツ)というメモリを改良することでフラッシュメモリが生まれたという経緯があることに加え、フラッシュメモリのことをフラッシュROMと呼ぶこともあります。
その為、フラッシュメモリはどちらかというとROMという認識になります。
フラッシュメモリはRAM同様にデータの読み書きが自由で、書き込みは繰り返し可能です。
RAMとの決定的な違いは、電源を落とした際にデータを保持できる点です。
この性質を持ったメモリのことを不揮発性メモリと呼びます。
フラッシュメモリは半導体素子を利用したメモリで、電気的に書き込みを行うのでデータの読み書き速度が非常に速いです。
ただ、書き込み回数には上限があり、幾度も書き込みを行うと構成素子が破損します。
と言っても、数万回程度は余裕らしいですが。
昔は高価で小容量だったのですが、技術の進歩に伴いそこは改善されつつあります。
その為、近年ではノートPCやスマートフォンなどの小型のコンピュータの記憶媒体・SDカード・USBメモリなどに多く使用されています。
3.まとめ
フラッシュメモリとは、読み書き自由で電源を落としてもデータを保持できるメモリです。
ただし、書き込み回数には上限があります。
身近な例だとUSBメモリなんかがフラッシュメモリに当たります。
以上、「フラッシュメモリ」についてでした。