今回は「ホスト」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.ホストとは?
ホストとは、英語で[host]と書きます。
意味は[主人・司会者・進行役]です。
IT分野においては、サービスなどを提供する側のコンピュータを指しています。
話は変わりますが、サービスを提供する側のコンピュータやプログラムのことをサーバと呼びます。
つまり、ホストとサーバはほぼ同義です。
寧ろ違いはハッキリしていません。
インターネットで何か調べものをする場合、Internet ExplorerやGoogle ChromeといったWebブラウザ(サーバに接続するためのソフトウェアのこと)でキーワードを入力して、気になるWebサイトを閲覧します。
あれは、私たち(クライアント側)の要求に対してWebブラウザが『こんなWebサイトがあるよ!』と候補を挙げてくれていて、そこから選択したWebサイトのファイルを管理しているコンピュータからWebブラウザが必要なデータを受け取ってくれているのです。
※このWebサイトのリストのことをSERPと呼びます。
この流れで言うところの“Webサイトのファイルを管理しているコンピュータ”がサーバに当たります。
Webブラウザに向けてデータを提供するという“サービス”をしてくれているでしょう?
このサービスを提供する側のコンピュータをWebサーバと呼ぶわけですが、Webホストとは呼びません。
なのですが、コンピュータに識別番号が付いていた場合、それはサーバ名ではなく何故かホスト名と呼ぶようになります。
不思議ですね。
ホストとサーバの間では明確な違いが確立されてはいないようなので、同じような意味合いとしてふんわりと覚えておきましょう。
また、複数のコンピュータを取りまとめる中心的な大型コンピュータのことをホストコンピュータと呼び、ホストコンピュータを略してホストと呼んでいることもあります。
こちらの方が実際の意味から想像がしやすいですね。
3.まとめ
ホストとは、サービスなどを提供する側のコンピュータのことです。
以上、「ホスト」についてでした。