【基本がわかる用語解説】 揮発性とは?/不揮発性とは?

用語

普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「揮発性/不揮発性」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。

用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。

2.揮発性とは?/不揮発性とは?

揮発性[volatility]とは、常温において液体が蒸発して気体になりやすい性質のことを指します。
揮発性が高いと言えば、蒸発しやすいということです。
逆に、不揮発性と言った場合、蒸発しにくいわけです。

揮発性の本来の意味は蒸発のしやすさになるのですが、IT業界ではちょっと捉え方が変化します。

よく耳にするのが揮発性メモリ/不揮発性メモリです。
簡単に言えば、電源を切った際にデータを全て忘れるメモリが揮発性メモリ電源を切ってもデータが消えないメモリが不揮発性メモリになります。
揮発性の液体は蒸発して無くなるので、揮発性のメモリもデータが蒸発(消滅)するわけです。
本質的な意味は変わりませんね。

ちなみに、揮発性メモリと不揮発性メモリでは、動作スピードが違ってきます。
揮発性メモリの方が動作が速く、不揮発性メモリの方が動作が遅いです
例えば、CPUの演算処理をサポートしたりするためには動作の速い揮発性メモリが使用され、画像や音楽などを長期保存しておくためには不揮発性メモリが用いられます。

3.まとめ

筐揮発性/不揮発性とは、常温において液体が蒸発して気体になりやすい/なりにくい性質のことを指します。

以上、「揮発性/不揮発性」についてでした。

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