【基本がわかる用語解説】 ITとは?/ICTとは?

用語

普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「IT/ICT」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。

用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。

2.ITとは?/ICTとは?

ITとは、英語で[Information Technology(情報技術)]と書きます。
コンピュータインターネットなどの情報に関する技術を指しているわけです

それに対して、ITとほぼ同義に扱われている用語にICT[Information and Communication Technology(情報伝達技術)]があります。

日本ではITの方が浸透していますが、世界的に見るとICTの方が浸透しているようです。
一応ICTへ呼び方を変えるような政策は取られているのですが、一般的にはITと認知されているのが現状です。

ICTはITに[Communication]が付いています。
つまり、伝達・共有に焦点を当てていて、「人と人」、「人とモノ」の間で情報を伝達することを強調しています

ITとICTは明確に区別されているわけではありませんが、ITはコンピュータ関連の技術そのものを指し、ICTはコンピュータ関連の技術を活用して人やモノを繋ぐ方法を指す言葉として使い分けられています。
このことから、一般的に情報技術を活用しているサービスはITというよりICTを指していることがわかるので、呼び方はICTにしようという動きがあるわけです。
例えば、コロナ禍で一気に普及していったテレワークなんかはICTの賜物だったりします。

ちなみに、プリント基板の検査方式・検査装置の一つのこともICT(インサーキットテスタ)と呼びます。
そちらの意味でのICTについては別途まとめてありますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。

3.まとめ

ITとは、コンピュータやインターネットなどの情報に関する技術のことです。
ICTはコンピュータ関連の技術を活用して人やモノを繋ぐ方法を指しているので、私たちが普段ITと呼んでいるものはどちらかというとICTです。

以上、「IT/ICT」についてでした。

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