今回は「プロバイダ(ISP)」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.プロバイダ(ISP)とは?
プロバイダ[provider]とは、インターネット接続サービスを提供する会社のことです。
正式にはインターネット・サービス・プロバイダと言い、略してISPと呼ばれていることもあります。
OCNとかNURO光のことです。
プロバイダは、インターネットサービスを提供している会社であって、インターネット回線を提供している会社とは別物です。
後者のことを回線事業者と呼びます。
NTTとかKDDIのことです。
例えば、新居でインターネットを使用したかったとします。
この場合、インターネット用の回線が引かれていませんので、回線事業者に依頼が必要です。
そうしてインターネット回線を引いてもらっても、まだインターネットは使用できません。
この回線を使うためには、インターネットサービスを使用するための契約が必要になるのです。
そこでやり取りをするのがプロバイダです。
プロバイダと契約することでIPアドレスの発行などが行われます。
なので、インターネットを使用するには回線事業者とプロバイダ両方と契約する必要があります。
2社と契約するのは面倒ですが、昨今は回線事業者とプロバイダが一体化したサービスも存在するので、面倒ならそちらを検索すると良いかと思います。
覚えにくい場合は、スマートフォンに置き替えてイメージすると良いです。
スマートフォン本体を買っても、ドコモ・au・ソフトバンクなどと契約しないとインターネットも電話も使えないでしょう?
それと同じで、インターネット回線だけあっても、プロバイダと契約しないと使えないんです。
ドコモ・au・ソフトバンクなどの販売店に行けばスマートフォンを買った上で利用サービスの契約もできるので、一体化されたサービスがあるという点も共通していますし。
ちなみに、回線事業者ごとに対応しているプロバイダは異なりますので、別々に契約する場合は注意しましょう。
3.まとめ
プロバイダ(ISP)とは、インターネット接続サービスを提供する会社のことです。
以上、「プロバイダ(ISP)」についてでした。