今回は「ルータ」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.ルータとは?
ルータ[router]とは、ネットワークとネットワークを接続している中継装置のことです。
ネットワークとは、情報機器や通信端末や各種サーバの間を有線または無線で繋いで情報の伝送を行ったり効率化を図るための通信設備のことです。
例えば、複数台のPCを接続してデータを共有したり、共有のプリンタを使えるようにしたりする…この小さな単位の通信網はネットワークなのです。
一般家庭・学校・会社などの情報機器が個別のネットワークを形成しているのです。
そんなネットワークをさらに外のネットワークとも繋がるようにした仕組みがインターネットです。
つまり、ネットワークがいくつも集まってできているのがインターネットなんですね。
こうすることで、世界中の情報機器が繋がっているのです。
このネットワーク同士を繋ぐ役割をしているのがルータというわけです。
具体的には、パケットの持っている宛先のIPアドレス(住所)を読み取って、どのような経路でパケットを送信すれば目的地に辿り着けるかを考え、次に向かうべきルータを示してくれます。
この処理のことをルーティングと言います。
ナビで『何kmを右方向、そこから何km直進で目的地に到着します。』と指示してくれるようなものです。
ルータA『次はBのルータへ向かってください。』→ルータB『次はCのルータへ向かってください』…という具合に、バケツリレーのようにルータを経由することで目的のIPアドレスまで辿り着くイメージです。
3.まとめ
ルータとは、ネットワークとネットワークを接続している中継装置のことです。
以上、「ルータ」についてでした。