今回は「セッション」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.セッションとは?
セッションとは、英語で[session]と書きます。
意味は[会議・集まり]です。
IT用語としては、何かしらの開始から終了までの一連の通信のことを指しています。
コンピュータやネットワークにログインしてからログアウトするまでの一連の通信や、Webページを閲覧して閉じるまでの通信など…これらの一連の通信を1セッションと呼びます。
単位でもあるんですね。
“一連”という部分が肝で、例えばあるWebサイト内のWebページを閲覧して同じWebサイト内の他のWebページも続けて閲覧したとします。
この場合、何ページ閲覧しようが1セッションという扱いになります。
これに対して、あるWebサイト内のWebページを閲覧して、その状態のまま数時間放置してから同じWebサイト内の他のWebページを閲覧したとします。
この場合、2セッションという扱いになります。
途中で時間を空け過ぎたせいで通信が連続ではなくなってセッションが切れちゃうんです。
よく何かの会員専用ページにログインしたまま放置していると、『セッションがタイムアウトしました。』というメッセージが出てきませんか?
あのメッセージは、『ログインしたまま放置していたので通信を一旦終了しました。』という意味なのです。
3.まとめ
セッションとは、開始から終了までの一連の通信のことです。
ログインしてからログアウトするまでの通信を1セッションと呼びます。
以上、「セッション」についてでした。