今回は「周波数」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.周波数とは?
周波数[frequency]とは、1秒間に繰り返される波の数のことです。
量記号はf、単位は[Hz(ヘルツ)]です。
正弦波交流があったとします。

正弦波には山と谷が存在しますので、この山と谷の組み合わせを一セットと考えます。
このような正弦波が1秒の間に何個存在するかを表しているのが周波数というわけです。
例えば、1秒間に図1の正弦波が1個だけ存在した場合、それは1Hzということになります。
1秒間に2個存在したなら2Hz、2.5個存在したなら2.5Hzです。
各家庭にはAC100Vという電源がコンセントまで供給されています。
そこに家電製品の電源コードを接続することで電源が供給されるという仕組みになっています。
このAC100Vも正弦波になっているので、周波数が存在します。
ちなみに、家電製品のAC電源は、東日本で50Hz、西日本で60Hzの周波数になっています。
その為、前者は1秒間に50個の正弦波、後者は1秒間に60個の正弦波が存在するわけです。
なぜ周波数が西と東で違うのかと言うと、日本に電気事業が普及し始めたころに西はアメリカの60Hzの発電機を、東はドイツの50Hzの発電機を使用した名残りだと言われています。
製品によっては片方の周波数にしか対応していない場合がありますので、注意しましょうね。
3.まとめ
周波数とは、1秒間に繰り返される波の数のことです。
以上、「周波数」についてでした。