【基本がわかる用語解説】 プロセスとは?

用語
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普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「プロセス」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。

2.プロセスとは?

プロセスとは、英語で[process]と書きます。
意味は[経過・過程]です。
IT用語としては、プログラムが実行されている状態、その実行単位を指します。

モノを数えるのに単位ってあるでしょう?
リンゴは一個、猫は一匹、人間は一人という具合です。
これと同じように、一つのプログラムを実行することを一プロセスと呼ぶわけです

プログラムとは、コンピュータに対する命令・指示・処理・手順などを記述したものです。
通常、プログラムはHDDなどのメモリに保管されています。
このメモリからOS(コンピュータ操作の根幹を担うソフトウェア)が必要に応じてプログラムを引っ張ってきて、メインメモリ上に配置します。
メインメモリはCPUとやり取りするための反応速度の速いメモリのことです。
メインメモリ上でCPUに演算処理をさせることで、プログラムが実行されます。
こうして“プログラムが実行されている状態”が出来上がります。

とある資料(プログラム)はいつでも使うわけではないので、通常時は机の引き出しの中(HDD)に置いてあります。
なので、いざ使おうというタイミングで机の上のワークスペース(メインメモリ)に引っ張り出します。

やっていることはこれだけです。

つまり、そうして実行されているプログラムがいくつあるのか指しているのがプロセスということです。

例えば、Microsoft WordとMicrosoft Excelを同時起動していたとします。
この場合、二つのプロセスが実行されていると言えます。
Microsoft Excelを三つ同時起動していたら三プロセスです。

このように、コンピュータ上では複数のプログラムが並列動作されていることはよくあります。
この並列動作は、メインメモリ上でCPUが処理しているからこそ成り立っています

ちなみに、プロセスを構成する要素にスレッドというものがあります。
どういう流れでプロセスが構成されているのか表しているのがスレッドという感じです。

3.まとめ

プロセスとは、プログラムが実行されている状態、その実行単位のことです。

以上、「プロセス」についてでした。