今回は「コンポーネント」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.コンポーネントとは?
コンポーネント[component]とは、何かしらの構成部品のことです。
機器を構成するハードウェア的な部品も、システムを構成するソフトウェア的な部品も、まとめてコンポーネントと呼びます。
総じて部品のことだと思っておけば問題無いです。
英単語としては、[成分・構成要素]などの意味を持ちます。
IT分野におけるコンポーネントに関してはちょっと特殊で、ある特定の機能を持ったプログラム・ソフトウェアのことをコンポーネントと呼びます。
例えば、ある機能を実現するために既存のプログラムA・B・Cを用意し、新規のプログラムで必要に応じてプログラムA・B・Cを呼び出すようなソフトウェアを構成していたとします。
この場合のプログラムA・B・Cがコンポーネントに当たります。
ある特定の機能を持っているのでプログラムとして完結はしているけど、それ単体で使用することなく何かと組み合わせて使用するようなプログラムをコンポーネントと呼ぶのです。
機能を流用するわけですね。
コンポーネント単位で運用すると機能の修正時にコンポーネント単位で対応が可能になるので、何かと便利なんです。
ちなみに、コンポーネントと似た用語としてはモジュールがよく挙げられます。
厳密な違いが定義されているわけではないので、ほぼ同じ用語だと考えておけば良いです。
ただ、モジュールには単体でも使用可能なものが含まれている気はします。
3.まとめ
コンポーネントとは、何かしらの構成部品のことです。
以上、「コンポーネント」についてでした。


