今回は「LT(リードタイム)」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.LT(リードタイム)とは?
LTとは、英語で[Lead time]と書きます。
直訳すると[導く時間・統制する時間]というイマイチよくわからないものになってしまいます。
一般的な意味は、商品の発注から納品までの一連の流れに要する時間を指しています。
本来は物流関係の用語で、製造・出荷・調達などを対象としています。
まあ、近年は他の業界でも普通に見られるようになってきましたけど。
例えば、製造工程に限定した場合は[製造開始から完成までに要する時間]を指すようになります。
このように、何に対するLTなのかで微妙に意味合いが変わります。
[商品の発注から納品までの一連の流れに要する時間]というと[納期]を指しているように感じてしまいますが、微妙に違います。
LTが表しているのは、“発注されてから納品されるまでに何営業日必要か”です。
営業日は休み以外の日なので、基本土日休みの週休二日制だったとすると、10営業日=2週間に当たるわけです。
2WEEKのように週で表されていたり、1MONTHのように月で表されている場合もありますけどね。
なので、LTを聞かれた際に『何月何日に納品できます』と納期を答えるのは厳密には間違えているのです。
まあ、その程度の間違いで問題になることはないでしょうが…。
普通に逆算できるし。
3.まとめ
LTとは、リードタイムの略語です。
何かが開始~終了するまでに何営業日かかるかを表しています。
以上、「LT(リードタイム)」についてでした。