今回は「W3C/WHATWG」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.W3Cとは?/WHATWGとは?
W3Cとは、[World Wide Web Consortium]の略語です。
WWW[World Wide Web(インターネット上で標準的に用いられる文書の公開・閲覧システム)]の[Consortium(共同事業体)]のことです。
簡単に言えば、インターネット上で使用される各種技術を標準化することを目的とした非営利団体のことです。
ISOやIECのような、よくある公平性を保つために第三者の視点を以って世界共通の基準を決めていこうとしている団体さんです。
HTMLやXMLと言ったマークアップ言語(文字列に意味を持たせて文章の構造を指定する手法)などを標準化しています。
ちなみに、W3Cに納得の行かない人達がWHATWG[Web Hypertext Application Technology Working Group](ワットダブルジーと読む)というW3Cに対抗する団体を立ち上げています。
ただ、現在は別に対抗しておらずそこそこに協力体制を築いているようです。
3.まとめ
W3Cとは、インターネット上で使用される各種技術を標準化することを目的とした非営利団体のことです。
同じような団体としてWHATWGが存在します。
以上、「W3C/WHATWG」についてでした。