【基本がわかる用語解説】 治具とは?

用語
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普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「治具」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。

2.治具とは?

治具とは、加工・組立・検査などの工程における専用の補助装置のことです。

例えば、星形☆の製品の決まった位置に穴を開けたかったとします。
ですが、星形なんてそうはあるものではないので、自分で位置合わせをして固定しようにも誤差が許容できるとは限りません。
そこで、製品がピッタリと嵌まる型を作り、そこに製品を嵌め込んだとします。
こうすれば、型の位置を決めて固定することで毎回全く同じ位置に穴を開けることができますよね?
ここで言うところの「製品がピッタリと嵌まる型」が治具に当たるわけです

コネクタから端子を抜くための専用工具を抜き治具と呼んだり、製品検査用の装置を検査治具と呼んだりと、“○○治具”という用語は結構登場します。
なので、そんな時は『専用の補助装置(ガイド)なんだな』程度に考えておきましょう。

3.まとめ

治具とは、加工・組立・検査などの工程における専用の補助装置のことです。

以上、「治具」についてでした。