今回は、「回路図がロックされて開けなかった時の対処法」について記述していきます。
1.回路図がロックされて開けなくなった時の対処法
CR5000で回路図を編集しようとすると、「シートがロックされています」というメッセージが出て強制的に読み取り専用にされることがあります。
これは、回路図編集中に何らかの理由で強制終了すると起こり得る現象のようです。
ちなみに私は、会社のBOMシステム(部品表のシステム)がフリーズしたのでタスクマネージャを開いて終了させようとして間違えて回路図を閉じた際に発生しました。
本記事は、そんなロック状態を解除する方法についてのメモとなります。
まず、ロックされている回路図のshtファイルが存在するフォルダを開きます。
ここで開くのはエクスプローラでもCADファイルマネージャでもどちらでも構いません。
そのフォルダ内に「log」というフォルダが存在するので、それを開きます。
すると、中に「“シート名”_」という変な名前のファイルがあります。
※ シート名が“001”なら「001_」という名前になっている。
これがロックに関するファイルなので、このファイルを消去します。
すると、ロックが解除されます。
CADファイルマネージャを使用する場合は全ファイルを表示していないと「“シート名”_」のファイルは表示されない点に注意が必要です。
ちなみに、回路図シートがロックされているとCADファイルマネージャ上のアイコンの見た目も変化します。
なんかスッキリした見た目だと編集可能、なんかごちゃごちゃした見た目だとロックされています。
他のロックされていない回路図と見比べてみるのが早いと思います。
どう変化するのかも載せたいところなのですが、我が家のPCにCR5000は入っていないので勘弁して下さい♨
以上、「回路図がロックされて開けなくなった時の対処法」についてでした。