今回は「サステナビリティ」についてです。
1.初めに
横文字とは本来西洋の文字や言語を指しているものです。
西洋では文字を左から右の方向、つまり横方向に書くから“横文字”です。
なのですが、昨今では外来語・カタカナ語を指していることが多いです。
『結果にコミット』とか『ニアリーイコールだから』などのカタカナ部分が該当します。
たまに使われるならまだしも、頻繁に使用されると何か微妙な気持ちになるんですよね。
新しく身に着けた知識をひけらかしたい方や自分を有能だと誇示したい方が多用する傾向があるので、覚えがある方はちょっと行動を省みましょうね。
新卒で入社したばかりの子に自慢げに語ってるオッサンが多いんです。
今回はそんな横文字の意味について簡単に紹介していきます。
横文字を使うことが“悪”ということではありませんし、寧ろ知っていないと恥ずかしいものもあるということは念頭に置いておきましょう。
個人的には日本語にすると適切な言葉が無いような場合と、相手がその横文字を使ってきた場合のみ横文字を使うことをおすすめします。
まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
ちなみに、縦方向にも横方向にも書くことがある中国語のような言語は横文字とは言いません。
2.英語の綴りと意味
サステナビリティ ⇔ sustainability
意味:持続可能性
[sustain(持続する・保つ)]+[able(~できる)]もしくは[ability(能力・性能)]なので、持続できる力⇒持続可能性になったのかな?
ただ、持続可能性だとイマイチ意味がわからないですよね。
3.実際の使われ方
ビジネス用語としてのサステナビリティとは、物事を長期的な目線で捉えた考え方や行動のことを指しています。
そうすることで、環境・社会・経済・人々の健康など、あらゆる状態を将来に向けて持続させていこうというわけです。
要するに、『あらゆる物事の将来を見据えて行動していきましょうね』ということです。
それをまとめて「持続可能性」なんて言い方にしたら、意味が解らなくなる気がしないでもないですけど…。
例えば、火力発電は効率が良くて便利だけど燃料が枯渇するので太陽光発電などの自然エネルギーの比率を上げていこうだとか、後先考えずに森林伐採せずに再生にかかる機関も計算にいれていこうだとか、そんな考えがサステナビリティです。
※あくまで考え方の例です。太陽光発電は太陽光発電で設備のメンテナンスが必要になるので、自然エネルギーを推奨しているわけではありません。
サステナビリティとよく一緒に出てくる用語にSDGsというものがあります。
SDGsとは、持続可能な開発目標のことです。
“S”が[sastainable]ですね。
SDGsには、サステナビリティという視点で国際的に定めた目標が記述されています。
SDGsは現在進行形で行われている世界的な取り組みなので、最近サステナビリティという言葉をよく聞くようになったのかもしれませんね。
お偉いさんの講話でサステナビリティサステナビリティ言ってて何なのかと思ったよ。
以上、「サステナビリティ」についてでした。

 
  
  
  
  
