今回は「chemSHERPA」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.chemSHERPAとは?
chemSHERPAとは、[Chemical information SHaring and Exchange under Reporting PArtnership in supply chain(サプライチェーンにおける報告パートナーシップの下での化学情報の共有と交換)]の頭文字を取ったものです。
ケムシェルパと読みます。
製品に含まれる化学物質の情報を川上企業から川下企業までサプライチェーン(製品を製造から供給するまでの一連の流れ)全体で運用するためにリリースされたデータ作成支援ツールのことです。
簡単に言えば、業務提携している会社間で化学製品の情報共有を適正に行うためのツール・フォーマットです。
chemSHERPAには、川上企業で使用するchemSHELPA-CI(化学品・混合品データ作成支援ツール)と川下企業で仕様するchemSHELPA-AI(成形品データ作成支援)が存在します。
CIは[Chemical Information(化学情報)]、AIは[Article Information(記事情報)]の略です。
実際にツールをダウンロードしたい場合は以下の公式のページから行いましょう。
3.まとめ
chemSHERPAとは、製品に含まれる化学物質の情報を川上企業から川下企業までサプライチェーン全体で運用するためにリリースされたデータ作成支援ツールのことです。
以上、「chemSHERPA」についてでした。