【基本がわかる用語解説】 ダンパーとは?ショックアブソーバーとは?

用語
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普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「ダンパー」についてです。
ついでにショックアブソーバーとは何なのかも一緒に説明していきます。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。

2.ダンパーとは?ショックアブソーバーとは?

ダンパー[damper]とは、何かしらの運動エネルギーを減衰させるための機構・部品のことです。
主に振動を吸収する部品とイメージしてもらえば良いです。
広い分野で用いられる用語なので、ただ単にダンパーと言っても指すものは様々です。

例えば、製品の筐体にファンをねじで取り付けした際、ファンの振動が筐体に伝わって騒音が発生していたとします。
この時、ファンと筐体の間にゴム材やスポンジ材を噛ませたとすると、振動はその挟んだ材料に少なからず吸収されますよね?
椅子に座る時に、クッションを引いた方が尻が楽になるのと理屈は同じです。

この場合、ファンと筐体の間に噛ませたゴム材やスポンジ材のことをダンパーと呼びます
空調なんかはファンを使用しているので、何かしらのダンパーが使用されている可能性はありますね。

他にも、車・バイク・電車・飛行機などの乗り物も無対策だと振動がダイレクトに伝わってくるので、機械自体の振動を減衰させる目的、外から受けた衝撃(衝突事故とか)を減衰させる目的でダンパーが使用されています。
車なら、ショックアブソーバー(ピストンの衝撃を吸収するためのオイルとガスが封入された部品)なんかもダンパーの一種と呼べます

また、建築分野では、建築物に対する地震対策として、耐震(揺れに耐える)・制震(揺れを吸収する)・免震(揺れを伝えない)の3つが重要視されています。
この内、制震・免震を実現するためにもダンパーは使用されています。

このように、私たちの身の周りでは、ゴム・スポンジ・金属・オイル・ガスといった様々な材料で作られたダンパーが使われているのです。

3.まとめ

ダンパーとは、何かしらの運動エネルギーを減衰させるための機構・部品のことです。
ショックアブソーバーもダンパーの一種で、車などに搭載されたピストンの衝撃を吸収するためのオイルとガスが封入された部品のことを指しています。

以上、「ダンパーとショックアブソーバー」についてでした。