今回は、「音響分野における“PA”とは何を指しているのか」についての説明です
1.初めに
音響系の分野に携わっていると、よく“PA機器”という単語を耳にします。
この用語ですが、基本中の基本なので会話や資料の中に出てきたとしても、ほぼほぼ説明なんてしてくれません。
私も当初は『PAって何の略だ?』という状態でした。
ちょっとややこしいところもあって、個人的にたまにど忘れすることがあるんですよね…。
ということで、今回はPAとは何のことなのかをまとめてみました。
2.PAって何の略?
PAとは、英語で[Public Address]と書きます。
直訳すると[公衆伝達]になります。
近年では[Proffesional Audio]と表記されるケースもあります。
個人的にど忘れする点は、ここの英語表記です。
身近ではProAudioと呼んでいることが多いので、本来の[Public Address/公衆伝達]の方を忘れるんですよ…。
さて、PAの解説に移ります。
例えば、広報ってありますよね?
『誰々がお亡くなりになりました』とか『川が氾濫しそうだから避難してください』とか。
あの音が反響し過ぎていてほぼ何て言っているのかわからない広報に使用されている機器はPAです。
つまり、マイク・スピーカー・アンプ・ミキサーなんかの「音楽や音声を調整して大勢の人に音を伝える音響機器やそのシステム」がPAというわけです。
ちゃんと[Public Address/公衆伝達]しているでしょう?
3.PA機器が実行する作業の大まかな流れ
PA機器が実行する作業の大まかな流れは、以下の通りです。
①マイクで音を取り込んで電気信号に変換する。
②取り込んだ音をミキサーで調整する。(音を混ぜる、各音の音量バランスを調整する、音質を調整する等)
③調整された音をアンプで増幅する。
④増幅した音をスピーカーから出力する。
音を取り込んで、編集して、それを出力しているわけですね。
4.PAが指すモノ
PAは、機器だけでなく、PA機器を扱う人を指していたり、PA機器を扱うこと自体を指していたりもします。
つまり、ライブやコンサートでミキサーを弄っている人はPA屋さんで、PA屋さんがやっている作業はPA(動詞)なわけです。
ややこしいので、音響機器に関するモノを全部ひっくるめてPAと呼ぶと覚えておきましょう。
以上、「音響分野における“PA”とは何を指しているのか」についての説明でした。







