今回は「方形波(矩形波)」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.方形波(矩形波)とは?
方形波とは、2つの値に変化する波形のことです。
矩形波とも呼ばれます。
方形波も矩形波もどちらも英語で[square wave]だったりします。
方形波は、図1のような見た目をしています。

図1は、0[V]と6[V]の2つの値を行ったり来たりしていて、間の値は存在しないでしょう?
方形波は、デジタル回路のような”0″か”1″で判断する世界で登場します。
先程の図1の0[V]を”0″、6[V]を”1″と判断したりするわけです。
方形波=パルス波と説明しているサイトがたまにありますが、パルス波の一部が方形波に当たるので、間違えないように注意しましょう。
ちなみに、実際のところ瞬時に値が変化しているわけではありません。
0[V]⇒6[V]及び6[V]⇒0[V]の変化のタイミングを拡大して確認してみると、曲線を描いています。
回路構成によってはこの曲線が拡大せずとも目で見てわかるレベルになってくるので、もし瞬時に値が変わって欲しいようなら何かしらの対策は必要になります。
3.まとめ
方形波(矩形波)とは、2つの値に変化する波形のことです。
以上、「方形波(矩形波)」についてでした。