今回は「クライアント」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.クライアントとは?
あなたの所属している会社の製品を大型注文してくれたお客様がいたとします。
そのお客様は、大事な顧客であり、お得意先となり得る存在です。
クライアント[client]はそんな存在を表す単語です。
具体的には、顧客・依頼人・得意先・施主などを指しています。
クライアントの本質的な意味は以上の通りです。
ただ、これは一般的なクライアントの意味です。
では、IT業界におけるクライアントの指す意味とは何なのでしょうか?
インターネットにおけるサービスやデータを提供する側のコンピュータやプログラムのことをサーバと呼びます。
私たちは、Internet ExplorerやGoogle ChromeといったWebブラウザ(サーバに接続するためのソフトウェアのこと)でキーワードを入力することで、Webブラウザにサーバから必要なデータを受け取ってきてもらって、それを閲覧しています。
簡単に言えば、お客様(私たち)が仲介業者(Webブラウザ)を介して会社(サーバ)に依頼しているようなものです。
この関係で言うところのお客様(私たち)がクライアントです。
サービスを提供する側のコンピュータがサーバなので、それとは逆にサービスを受け取る側のコンピュータをクライアントと呼ぶわけです。
つまり、今こうしてブログやらWebサイトを見ているあなたはクライアントなのです。
1つ注意点がありまして、クライアントはあくまで”依頼人”というイメージです。
“購入者”ではありません。
“購入者”の場合はカスタマーになるので、間違えないよう気を付けましょう。
3.まとめ
クライアントは、サービスを使う・受け取る側のコンピュータのことです。
今このブログを見ているあなたのPCやスマートフォンが該当します。
以上、「クライアント」についてでした。