このページはPanasonicのEX-10シリーズ(透過型・狭光芒タイプ)についてまとめています。
光電センサ・フォトセンサの用語・基礎部分・他の種類へのリンクは以下の記事にまとめてあるので、参考にしてください。
光電センサ・フォトセンサ情報
極薄型の透過型フォトセンサ。
狭光芒タイプなので、標準タイプに比べて長距離でも周囲障害物の影響を受けにくくなっている。
出力配線は1つしか用意されておらず、入光時にトランジスタがONになる出力と遮光時にトランジスタがONになる出力の動作切換は不可能。
型式から読み取れるようになっているので購入時に間違えないように注意。
ケーブルがセンサから直接引き出されているタイプ。
型式は以下のようなルールで名付けられています。
EX-①S②③
①検出距離と最長距離設定時の最小検出物体
→11:検出距離150mm/フラット(サイド)ONタイプはφ0.5mm(1mm)の不透明物体が最小検出物
→13:検出距離500mm/フラット(サイド)ONタイプはφ1mm(2mm)の不透明物体が最小検出物
→19:検出距離1m/φ2mmの不透明物体が最小検出物
②:入光時ON/遮光時ONと投光部/受光部の位置
→A:入光時ON、フラットONタイプ
→B:遮光時ON、フラットONタイプ
→EA:入光時ON、サイドONタイプ
→EB:遮光時ON、サイドONタイプ
※ 取付穴のある幅広の面に投光部/遮光部があるのがフラットONタイプ。幅広の面のサイドに当たる面に投光部/遮光部があるのがサイドONタイプ。
③出力タイプがNPN型もしくはPNP型
→無表示:NPN型
→-PN:PNP型
型式の途中にSがあるか/無いかで狭光芒タイプ/標準タイプの判断ができます。
特徴
電源電圧
消費電流
検出距離
使用周囲温度
:DC12~24V
:10mA以下
:※
:-25~55℃
※ EE-11は150mm、EE-13は500mm、EE-19は1m。
ピン配列・使用ケーブル・導体断面積・絶縁体外径など
ケーブルはシリーズ共通。
長さも2mで共通になっている。
ケーブル種類不明。(キャブタイヤケーブルではある)
内部電線導体断面積0.1mm2、絶縁体外径不明。
《ピン配列》
ピン番号 | 信号 | 線色 |
---|---|---|
ー | +V | 茶 |
ー | 出力 | 黒 |
ー | 0V | 青 |
データシートリンク
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