【資産運用の手引き】 キャピタルゲインとは?インカムゲインとは?

金
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家庭を築いて子供が何人欲しいだとか、とにかくお金を稼ぎたいだとか、誰しも将来を夢見ることはあると思います。
ただ、どんな願いがあるにしろ、この世の中では“お金”が大切になります。
そのために、貯金をしたり、保険に入ったり、投資をしてみたり、色々とやり繰りしなければならないことがあるんですよね。
そんな人生設計の知識が関係するファイナンシャルプランナー(FP)について紹介していきます。

今回は「キャピタルゲインとインカムゲイン」についてです。

1.初めに

キャピタルゲイン・インカムゲインという用語を聞いたことありますか?
何かしらの投資の資料を読んでいたりするとヌルッと登場することがあります。
投資関係は知ってて当たり前のように横文字や略語がポンポン登場するので、最初は混乱することが多いんですよね。

ということで、今回はキャピタルゲイン・インカムゲインとは何なのかを簡単に解説していこうと思います。

2.キャピタルゲインとは?

キャピタルゲイン[Capital Gain]とは、資産を購入した時の価格よりも高い価格で売却した時に得られる利益のことです。
[Capital]は[資本・元金・元本]などの意味を持ち、[Gain]は[利益]のことなので、何となくの意味は想像できますね。

株式・投資信託・不動産・債券・金などの金融資産を買った値段より高く売って儲けた利益は全てキャピタルゲインという扱いになります。
なので、株式売買やFXなどで差額で設けた人がよく使っている用語になります。

例えば、10万円で1株1,000円の株式を100株購入したとします。
この株式を半年放置して株価を確認してみると、1株1,200円になっていたとします。
株価が200円も上がっているので利確してしまおうとした場合、税金を考慮しないと100株×1,200円-100株×1,000円=2万円の利益になります。
この2万円がキャピタルゲインに当たります。

逆に、資産を購入した時の価格よりも低い価格で売却した時に出る損益のことはキャピタルロスと呼びます。
このような場合はシンプルに「損益が出た」とか「損切した」と言っている人が多いので、キャピタルロスに関してはあまり耳にすることはないんですよね。

キャピタルゲインは短期間で大きな利益を狙える一方で、価格が下落すると損失も大きくなります。
億り人を目指してキオクシアとかの株式を買ったり、ビットコインを買ったりしていた人たちが狙っているのがキャピタルゲインというわけです。

3.インカムゲインとは?

インカムゲイン[Income Gain]とは、資産を保有している間に継続的に得られる収益のことです。
[Income]には[収入・収穫高]という意味があるので、こちらも意味は想像できるかと思います。

例えば、株式を保有していることで受け取れる配当金はインカムゲインですし、投資信託で保有しているファンドから得られる分配金もインカムゲインです。
銀行口座に入金していたり債券を保有していることで受け取れる利子もインカムゲインですし、不動産を所有していることで得られる家賃収入もインカムゲインです。
全部保有していると勝手に入ってくるお金でしょう?

インカムゲインは金融資産を保有することで得られる利益なので、キャピタルゲインと違って長期間に渡って継続的な利益を得るための手段となります。
リスクは0ではありませんが、比較的安定志向の人が狙っているのがインカムゲインというわけです。

4.無配当のS&P500やオルカンだとどっちになる?

人気どころのS&P500やオルカンの場合、分配金を出さない代わりにファンドに再投資して基準価格を上げる構成になっていることが多いです。
この場合、キャピタルゲインとインカムゲインのどちらになるのでしょうか?

調べてみたのですが、想像していた通り「ファンドの中ではインカムゲインとして発生しているが、投資家からすると最終的にキャピタルゲインになっている」としか言えないようです。
やっていることは長期保有で利益を得ようとしているのでインカムゲイン、ただし分配金として支払うお金を再投資して基準価格を吊り上げているので、利益を得るには購入時の価格よりも基準価格が高くなっている時に売るしかなく、ここはキャピタルゲインに見えてしまうんですよね。
ちょっとややこしいです。
本質はインカムゲインなので、安定志向で老後資金を貯めておきたい人が率先して行う投資形態ではあるんですけどね。

以上、「キャピタルゲインとインカムゲイン」についてでした。