今回は、「郵便番号と個別郵便番号の違い」について記述していきます。
1.郵便番号とは?
郵便番号とは、郵便物の集配区域ごとに割り振られた番号のことです。
この番号があれば、「○○県××市△△区□□」まで郵便物や荷物を届ければ良いとわかるわけです。
住所を書くときは、最初に「〒XXX-XXXX」という具合に7桁の郵便番号を付けますが、これは郵便作業の合理化・効率化のためだったんですね。
郵便番号でわかる情報は、市区町村までです。
番地以外の情報までは読み取れます。
「○○県××市△△区□□ ◇◇-◇◇」という住所があったのなら、「○○県××市△△区□□」までしかわからないです。
また、「○○県××市△△区□□▲丁目 ◇◇-◇◇」という具合に「1丁目」や「2丁目」を使用している場合も、「○○県××市△△区□□」までがわかるようになっています。
なので、郵便番号だけだと詳細な住所まではわからないようになっています。
まあ、本来の役割が「郵便物の集配区域ごとに割り振られた番号」ですので、当然と言えば当然なわけですけど。
2.郵便番号のルールと地域番号について
郵便番号の桁には色々ルールがあるのですが、ここでは知っておくと便利な地域番号について触れておきます。
地域番号とは、郵便番号の上2桁部分を指しています。
この2桁の地域番号は、都道府県を表しています。

00~99までの番号が割り振られていて、都道府県によっては複数の地域番号が割り当てられています。
郵便物が多かったり、郵便番号の設定数が多い都道府県は、複数の地域番号を持ちます。
土地が広かったり栄えていたりする都道府県は多くの地域番号が割り振られています。
例えば、北海道は「00,04~09」、東京は「10~20」になっています。
なので、10X-XXXXや20X-XXXXという郵便番号があったら、その郵便番号は東京都のどこかしらを指しているとわかります。
覚えておくと微妙に便利な小ネタです。
全地域番号を以下に示しますので、試しに自分の住んでいる地域と照らし合わせてみると中々面白いですよ?
よくよく考えると当て嵌まっているはずですので。

3.個別郵便番号とは?個別番号とは?
私は、以前会社でMiSUMiの取り扱い製品を購入しようと考えていたことがあります。
なので新規会員登録をしようとしていたのですが、その際に以下のようなエラーが発生しました。

郵便番号を載せると私がどの会社にいるのかバレるので黒塗りにしていますが、ここに入力した郵便番号は企業のホームページにも書かれている正式なものです。
ハイフンの有り無しどちらでも試したので、そこの差のせいではありません。
では、何故該当する郵便番号が無いと表示されているのでしょうか?
それは、ここで入力したものは個別郵便番号だったからです。
ということで、個別郵便番号の説明に入ります。
個別郵便番号とは、配達物の多い大口の事業所向けに個別に発行した郵便番号のことです。
単純に個別番号と呼ばれていることもあります。
個別郵便番号は、郵便局のホームページによると次のように定義されています。
第1種定形郵便物および第2種郵便物の1日あたりの平均配達物数が原則として50通以上の事業所に設定しています。
個別郵便番号を使うと、宛名以外の住所を全て省略しても配達物が届くようになります。
1日に何十通も配達物が届くので、少しでも効率化を図るために講じられた策ということです。
イメージとしては、頻繁に閲覧するWebページがあるので、ナンバリングしてショートカット登録してあるようなものだと思ってください。
1番なら○○を閲覧、2番なら××を閲覧という具合ですね。
では、1番とか2番とか言われて、ショートカットを作成した本人以外は理解できるでしょうか?
理解できるはずがないですよね。
そのナンバリングした情報を持っているのは、ショートカットの作成者だけなのですから。
それと同じで、郵便局が定めた個別郵便番号は郵便局以外だと住所に結びつかないんです。
だから、住所検索ではヒットせず、エラーが発生したのです。
実際、私が図3で入力した郵便番号は個別郵便番号であり、地図上には表示されません。
気付きづらいのですが、企業のホームページに記載されている郵便番号と地図上に表示される郵便番号が異なることがあります。
これは、前者が個別郵便番号で、後者が一般的な郵便番号だからなのです。
その為、入力フォームの類いで郵便番号を入力してその郵便番号から住所を自動入力するような設定をされていた場合は、個別郵便番号ではなく地図上に表示される方の郵便番号の入力が必要になります。
頭の片隅に置いておくと良いかと思います。
ちなみに、郵便番号及び個別郵便番号は郵便局のホームページから検索することが可能です。
以上、「郵便番号と個別郵便番号の違い」についてでした。


