今回は「FTP」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.FTPとは?
FTPとは、プロトコルの一種です。
厳密には、ファイルの送受信に関する通信の決まり事のことです。
[File Transfer Protocol]の略で、直訳で[ファイル転送プロトコル]になります。
そのまんまですね。
なので、FTPの意味を覚えるときは英語の綴りで覚えた方が記憶に定着しやすいです。
最低限“F”がFile、“P”がProtocolだけでも覚えておきましょう。
日常生活において、PCやスマートフォンでニュースを見たり、ブログを見たり…インターネットに接続して“何かを検索すること”はよくあることですよね。
この一連の作業は、クライアント(私たち)からの要求をWebブラウザ(Internet ExplorerやGoogle Chromeなどのソフトウェア)が受けて、サーバ(Webサイトのファイルを管理しているコンピュータ)から必要なデータを受け取ってくるという手順を踏んでいます。
この手順におけるサーバから受け取る“データ”を“ファイル”に限定したものがFTPです。
ファイルをアップロードしたり、ダウンロードしたりする時の決まり事なんです。
ファイルの送受信以外にもFTPのような特有のプロトコルがあります。
有名なものだとHTTPとかですね。
末尾にPが付いているものはProtocolの可能性がそこそこあったりします。
※ 例外もあります。
ちなみに、FTPに準じてファイルの送受信を行う場合、クライアント側をFTPクライアント、サーバ側をFTPサーバと呼ぶらしいです。
3.まとめ
FTPとは、ファイルの送受信に関する通信の決まり事を指しています。
以上、「FTP」についてでした。