【直流回路の基本】 同じ[V]という単位に対して量記号が”E”と”V”に分かれている理由

電気電子

電気電子系は難しいイメージを持たれがちですが、基本から順番に抑えていけばそれほど難しくはありません。
どんな分野にも言えることですが、最初はよくわからないものですから。
本記事では、電気初心者の方でもわかりやすいように、順を追って説明していきます。
じっくり学んでいきましょう!

今回は、「同じ[V]という単位に対して量記号が”E”と”V”に分かれている理由」についての説明です。

1.ポイント

同じ[V]という単位に対して量記号が”E”と”V”に分かれている理由

量記号の”E”は起電力の[Electro motive force]の頭文字なので、単位が同じ[V]であっても電圧・電位・電位差の量記号は”E”にならない。

2.同じ[V]という単位に対して量記号が”E”と”V”に分かれている理由

回路図を見ていると、電源量記号は”E”、抵抗の両端の電位差などの量記号は”V”になっていますよね?
なんとなくそれを見て『起電力は量記号をEにすればいいのか』と認識していることが多いと思います。

では、何故量記号が”E”と”V”に分かれているのでしょうか?

単純に疑問に思ったので調べてまとめてみました。

と言っても理由は単純で、電圧・電位・電位差は[Voltage/電圧]の”V”起電力は[Electro motive force/起電力]の”E”になっているだけです。
電圧・電位・電位差は明確には違いますけど同じようなものですからね。
それに対して、起電力だけは明確に異なるから分けてあるのかな?

起電力って何だっけ?

起電力とは、電流を流そうとする電気的圧力の強さのことです。
電圧を発し、電流を流す源のことを電源と呼びます。
この電源がどの程度の電圧を発生させることができるかを表しているのが起電力です。
つまり、電源に10Vと書かれていたら、起電力が10Vだということです。

電圧と起電力を混在している方が多いですが、電源が発生させる電圧をピンポイントで起電力と呼んでいるイメージです。

そもそも、「気的圧こす」で「起電力」なので、抵抗などの負荷にかかっている電圧は「抵抗にかけられた電圧」であって、起電力になり得るはずがないのです。

以上、「同じ[V]という単位に対して量記号が”E”と”V”に分かれている理由」についての説明でした。


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