【基礎から学ぶ音響技術】 オーディオの基本知識 ~音楽制作に関わる用語であるDAWとDTMの意味~

音響
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音楽スタジオなどをイメージすると、なんか小さな画面やボタンがいっぱい付いた機器が置いてある気がしませんか?
あれらの機器で音楽を作ったり諸々の調整をしているわけですが、どんな機器があるのか/何をしているのかが気になりませんか?
本記事は、そんな好奇心を満たすためにまとめたものとなっています。

今回は、「オーディオの基本知識とDAW/DTM」についての説明です。

1.初めに

今の世の中は便利になって、誰でも比較的簡単に音楽を制作することができます。
録音したり、エフェクトを付けたり、音をミックスしたり…できることは様々です。

そんなオーディオ関連についてまとめていきたいと思うのですが、そもそもオーディオとは何を指しているのかなど、初心者にとっては謎な部分は多いです。

今回は、初歩中の初歩となるオーディオの意味や、音楽制作に関わる用語であるDAWやDTMについて解説していきます。

ちなみに、音楽“せいさく”は「製作」ではなく「制作」が正しいです。
このような豆知識も別途まとめていたりするので、暇があったら色々見てみてくださいな。

2.オーディオとは?

オーディオ[Audio]とは本来は[可聴周波の]という意味なのですが、そこから派生して可聴周波帯域の音声を記録・再生・伝送するための機器を指すようになっています。

例えば、iPodやウォークマンはオーディオ機器と呼ばれますよね?
これらの機器は音源を読み取って再生することが可能です。
だからオーディオと呼んでいるわけです。

PC・スマートフォン・コンポなんかも音楽を再生できるのでオーディオと言えます。
人間の耳で捉えることができる周波数が可聴周波です。
要するに、音楽を聴くための機器全般=オーディオだと思ってもらえば良いです。

3.オーディオインターフェースとは?

インターフェースという用語は色んな分野で使用されるので、○○インターフェースという用語を耳にする機会は多いかと思います。

インターフェースとは、何かと何かの間で情報をやり取りするために接続・仲介する役割をしているモノや手順・規格のことです。
要するに、繋いで情報をやり取りしている機器はインターフェース呼ばわりされるわけです。

音楽スタジオに置いてあるオーディオ機器を思い浮かべて欲しいのですが、あれらの機器って色んなケーブルで繋がっていますよね。
つまり、オーディオにもインターフェースが存在するんです。

オーディオインターフェースとは、コンピュータに音を取り込むための機器、また取り込んだ音を再生するための機器のことを指しています。
マイクや楽器などを繋いで音をPCに取り込んだり、取り込んだ音を音楽制作ソフト(後述のDAWのこと)を介して録音したりスピーカーに出力したりできます。

コンピュータを使って音楽を制作する(後述のDTMのこと)にはまず何が必要か調べると、必ずオーディオインターフェースが登場します。

PCによっては音声の入出力が可能なものはあるのですが、これらの機能は音楽制作に使用するにはスペックが足りていません。
PCで音楽制作することを想定していないので、音楽制作に使用するには音質が悪かったり、ノイズが混ざったり、遅れが生じたり、入出力ポートの数が足りなかったり…色々不都合なのです。
なので、そこをオーディオインターフェースで補うわけです

接続例は以下のような感じです。

PC-オーディオインターフェース-マイク・楽器・スピーカー・ヘッドホン

オーディオインターフェースが仲介になってますね。

ちょっと電気に詳しい人用に補足すると、オーディオインターフェースはA/D変換及びD/A変換を行っている機器です。
音声データはデジタルデータで保存しないと再現できませんからね。

4.DTMとは?

DTMとは、英語で[DeskTop Music]と書きます。
先程述べた通り、コンピュータを使って音楽を制作する行為を指しています。

音楽を制作するとなると、レコーディングスタジオで専門的な機材を用いて行う必要があるようなイメージをしそうなものですよね?
楽譜の読み方に楽器の演奏と色々な知識が必要なイメージがありますが、最低限音楽制作用ソフトウェア(後述のDAWのこと)とコンピュータさえ用意すれば誰でもどこでもDTMを始められます
まあ、始められるだけですけどね。

なんにでも当て嵌まりますけど、それなりのものを作ろうと思ったのなら相応の熱意と時間と金が必要です。
やれることの幅を広げたくなったらオーディオインターフェイス・マイク・MIDIキーボード・スピーカーなど他にも必要なモノは出てきますし、欲する知識も増え、求める音楽制作用ソフトウェアの質も上がるでしょう。

無料の音楽制作用ソフトウェアも存在するので、興味があるならまずはそれをPCやスマートフォンにインストールして様子を見てみると良いと思いますよ?
何事もまずは行動してみることが大事ですから。

5.DAWとは?

DAWとは、英語で[Digital Audio Workstation]と書きます。
先程述べた通り、コンピュータを使用して音楽を制作するためのソフトウェアのことです。
録音・テンポ変動・エフェクトの追加・音源のミックスなど多彩な機能が色々詰まったソフトウェアです

コンピュータを使って音楽を制作する行為がDTMで、DTMを始めるのに必要不可欠なソフトウェアがDAWなのです。
どちらも“D”から始まるので、名称が混同しやすいんですよね。

よくおすすめされている代表的なDAWソフトは以下の三種類のようです。

Cubase

無料体験版あり。
MacOS及びWindowsで動作可。
開発はSteinberg社(ドイツのソフトウェア会社)。

Logic Pro

無料体験版あり。
MacOS上で動作する。
開発はApple社。

Pro Tools

無料体験版あり。
MacOS及びWindowsで動作可。
開発はAvid社(アメリカのソフトウェア会社)。

何れも無料体験版があるようなので、DTMを始めたい場合はまず大体どんな感じか試してみるのが良いかと思います。
微妙にOS(PCやスマートフォンなどのコンピュータを操作するための根幹を担うシステムであるWindowsやMacのこと)に対応していない可能性もあるので、使用する前に最低限そこだけは確かめておきましょうね。

以上、「オーディオの基本知識とDAW/DTM」についての説明でした。