今回は「複数人へまとめてメンションする方法(タグの設定方法と使い方)」についてです。
1.初めに
Teamsにはメンションという機能があります。
自分がメッセージを送ったことを、相手により伝えるための機能です。
詳しくは以下に別途まとめてあります。
このメンションですが、チーム・チャネルに所属する特定のメンバー複数人にまとめてメンションする方法が存在します。
下図の「皆様」みたいなヤツです。

この「皆様」に関してはチャットの全員に通知するデフォルト機能なのかもしれませんが、特定の人たちのみに絞ってまとめてメンションする方法があるのです。
上司Aと上司Bによくメンションするとしたら、毎回2人に向けてメンションするより、まとめてメンション出来た方が絶対に楽ですよね?
今回は、そんな複数人へまとめてメンションする方法についてまとめてみました。
※あくまでチーム・チャネル内で使用できる機能で、チャット内では不可能です。
2.複数人へまとめてメンションする方法
タグを設定・閲覧する
複数人にまとめてメンションするには、タグというものを設定する必要があります。
このタグというものがグループだと思ってください。
ただ、このタグの作成なのですが、チームの所有者しか作成できなくなっている可能性があります。
なので、自分が立ち上げたチームでは無い場合、立ち上げた人に権限設定の変更をしてもらう必要があります。
既に設定変更されている可能性はあるので、とりあえず試してダメだったら相談すれば良いと思いますよ?
それか、最初からチームを立ち上げた人に声を掛けて、タグを作ってもらっても良いかと思います。
タグなんてそう頻繁に作るものでは無いですからね。
では、肝心のタグの設定・閲覧方法の説明に移ります。
まず、タグを作成したいチームにカーソルを合わせ、表示される三点リーダー(…)をクリックします。
ここで表示される項目の中に「チーム タグの管理」というものがありますので、これを選択します。

すると、選択したチーム内で有効になっているタグの一覧が閲覧できます。

各タグをクリックすると、選んだタグに紐づけられたチームメンバーの一覧が表示されます。
仮に、選んだタグの中にAさん・Bさん・Cさんの名前があったとしたら、そのタグ宛にメンションすることでAさん・Bさん・Cさんにまとめてメンションが可能になるわけです。
既存のタグはこれで確認出来ますが、自分の目当てのタグが無かった場合は、自分でタグを作りましょう。
図3の右上に「タグを作成」というボタンがありますので、これをクリックしてタグを自分で作成できます。
「タグ名」と「タグの説明(どんなタグなのか?)」と「ユーザ名(誰を含めるのか?)」を確定したら、「作成」をクリックしましょう。
これでタグが作成されます。

タグを使ってメンションする
タグを作成したので、次は実際にメンションしてみましょう。
メンションというと、@を押した後に表示される候補から選んだり、対象者の名称を入力することで実施できますよね?
タグも使い方は同じです。
“@タグ名”にするだけです。
例えば、タグ名を“機構チーム”にしたタグのメンバーにまとめてメンションしたいのなら、“@機構チーム”と入力すればメンションが出来るのです。
この辺りはシンプルですね。
チームメンバーに権限を与える方法
参考として、チームの所有者目線でメンバーに権限を与える手順も一応記載しておきます。
チームの三点リーダー(…)をクリックして、今度は「チームを管理」を選択します。
「設定」の中の「タグ」を選択し、「タグの監理者」を「タグの所有者とメンバー」に変更しましょう。
これで、メンバー全員にタグの管理をする権限を付与することができます。
ちなみに、権限を与えるための上記設定は、チャネルではなくチームじゃないと出来ません。
チャネルの設定はチーム全体の設定に含まれるから…という理由でしょうかね?
チームとチャネルの違いがよく分からないという方は、以下の記事も参考にしてみると良いかもしれません。
以上、「複数人へまとめてメンションする方法(タグの設定方法と使い方)」についてでした。