【Windows PCの手引き】 特定の拡張子のファイルを指定のアプリでデフォルト表示させる方法

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PCを使用していると、何かしら変な現象に見舞われたり、何なのかよくわからない機能が存在したりしますよね?
本記事では、そんなちょっとした問題に直面した際の対処法や疑問の解消を目的として、わかりやすくまとめていけたらと思っています。

今回は、「特定の拡張子のファイルを指定のアプリでデフォルト表示させる方法」についての説明です。

1.初めに

ファイルには様々な種類や形式があります。
例えば、以下のようなファイルがあります。

  • Word…「xxx.doc」
  • Excel…「xxx.xlsx」
  • メモ帳…「xxx.txt」
  • 画像…「xxx.png」
  • 音楽…「xxx.mp3」

このファイルの種類や形式を判断するための識別子のことを拡張子と呼びます。

拡張子の種類ごとにどんなアプリでファイルを開けるかが変わるわけですが、『この拡張子なら個人的にこのアプリで使用したい』という優先順位はあるかと思います。
例えば、音楽ファイルであるmp3をPCで開くと、最初はPCに備えつけになっているアプリで開かれるはずです。
ですが、iPhoneに音楽を入れるからiTunesで音楽を管理したいと考えた場合、mp3を開こうとしたらiTunesが開いてくれるのが望ましいです。
そのためには、ある拡張子なら優先的にどのアプリを使用して開くかをあらかじめ指定しておく必要があります。

今回は、そんな特定の拡張子のファイルを指定のアプリでデフォルト表示させる方法について記述していきます。

2.方法①ファイルをそのまま開く

特に意識していない人は基本的にこの方法で拡張子とそれを開くアプリを紐付けているはずです。

例えば、「.vlt」という拡張子のファイルを普通にダブルクリックして開こうとすると、以下のようなメッセージが出てきます。

図1

見覚えあるでしょう?
PCを購入して何かしらのファイルを開こうとした場合、こんな感じのメッセージが基本的に表示されるはずです。
選択した拡張子のファイルを開く為の候補が表示されるので、どのアプリを使ってファイルを開きたいかを選択するように促してくるわけです。

ここで気にするべきは、「常にこのアプリを使って.vltファイルを開く」という一文です。
ここにチェック☑を入れてOKをクリックした場合、今後「.vlt」という拡張子のファイルを開こうとすると、自動的にここで選択したアプリが起動するようになります。

3.方法②プロパティから設定する

基本は方法①で事足りるのですが、『方法①で選択したアプリから別のアプリで開くように変更したい』『方法①の候補の中に使用したいアプリが出てこない』という場合には別の方法を取る必要があります。

まず、設定したい拡張子のファイルを右クリックして、プロパティを開きます。

図2


ここに「アプリの選択」という項目がありますよね?
この「変更」をクリックすると、方法①の時同様に図1の画面が表示されます
この画面で下にスクロールすると、「このPCで別のアプリを探す」という項目があります。
これをクリックすると、プログラムファイルの置き場が開かれるので、その中から使用したいアプリを選びましょう。
そうすれば好きなアプリで開けるようになります。

もしプログラムファイルの置き場から探すのが面倒だと感じる場合は、あらかじめデスクトップに使用したいアプリのショートカットを用意しておきましょう。
実際のファイルではなくショートカットを選択しても紐付けは可能なので、覚えておくと便利です。

4.デフォルトで設定したアプリ以外で一時的にファイルを開きたいという場合

拡張子とアプリの紐付け方法は上記の通りです。

ただ、デフォルトで設定したアプリ以外で一時的にファイルを開きたいという場合もあるかと思います。
その方法は単純で、使用したいアプリからファイルを開くだけです。

アプリを開くと、基本的に左上に「ファイル」というタブがあり、その中に「開く」という項目が存在するはずです。
ここから開きたいファイルを選択すれば良いのです。

この手順ならデフォルトで設定したアプリは変化しないので、使用頻度は少ないけどたまに使用したいアプリはこの方法で開いた方が良いです。

以上、特定の拡張子のファイルを指定のアプリでデフォルト表示させる方法についてでした。