今回は「KPI(重要業績評価指標)」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.KPI(重要業績評価指標)とは?
KPIとは[Key Performance Indicator]の略称です。
[key(重要)]・[performance(業績)]・[indicator(指標)]で重要業績評価指標とも呼びます。
そのままの意味で、業績評価をする際の指標のことを指しています。
今月の契約案件の目標は何件だとか、あるモデルの製品の年間販売目標台数は何台だとか、会社に属していると利益を出すための目標って何かしらありますよね?
これらの目標がKPIです。
数値という見れば誰でも理解できる具体的・絶対的な形で目標を定めるので、目標を明確にすることが可能です。
また、その目標に対して結果がはっきりするので、達成/未達成に関わらず『なぜその結果になったのか』という分析・評価をする際に客観的な視点を持つことができます。
大きくKPIを下回った場合、『そもそもKPIを高く設定し過ぎた』だとか、『○○が悪かったのではないか?』と考えるでしょう?
仮にKPIをしっかり設定せずに「年間利益UP」という漠然とした目標を掲げていた場合、「年間利益UP/DOWN」という結果が出るだけです。
具体的に何をやるからこの程度利益UPが望めるという具合にKPIを定めていないので、『何故利益UPに繋がらなかったのか?』とか『更に利益を出せたのではないか?』という次に繋がる議論ができないんです。
だから会社などの組織においてKPIは重要視されているのです。
3.まとめ
KPI(重要業績評価指標)とは、業績評価をする際の指標のことです。
具体的な数値で示した目標です。
以上、「KPI(重要業績評価指標)」についてでした。