住所変更にはどんな手続きが必要?転出届・転居届・印鑑登録・マイナンバーカードやクレジットカードの住所変更方法などについて解説!

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就職・転勤・結婚…様々なタイミングで住所が変わるタイミングってありますよね。
住所変更をしないで放置すると法律上は罰金があるのですが、実際に罰金されたことがあるという人に会ったことはありますか?
私はありません。
そのためか、住所は変わっているのにそのまま放置している人って結構いるんですよね。

何故住所変更をしないのか、それは一重に面倒くさいからでしょう。
「引っ越し前の住所の市役所で転出届をもらう。」
「引っ越し先の住所の市役所で転入届を提出する。」
もしこの2ステップで全て終わるのなら、『住所変更しておこう』と思いませんか?

ですが、実際はクレジットカード・免許証・マイナンバーカード・銀行口座などの住所変更も必要になります。
一つ変更すると、芋づる式に変更しなければいけないモノが増えてしまうのです。
そうなると、何かしら変更の漏れが起こってもおかしくありません。
というか、初めてだと何をやれば良いのかわからないんですよ。

だったら、デメリットが実質無い「住所変更をしない」という選択肢が生まれるのも納得がいきますよね。
実家から一時的に出ているだけなら、郵便物は実家の誰かに保管しておいてもらえば良いだけですしね。

ただ、完全に一人の場合、住所変更をしないことは明確なデメリットになります。
郵便物は全部前住所に届いてしまいますからね。

ということで、今回は住所変更時に必要になる項目を私基準で記述していこうと思います。
人それぞれ何が必要になるのか細部は異なってきますので、例を見つつ『自分なら何が必要かな?』と考えてみてください。

1.市役所での変更

まずは真っ先に思いつくであろう「市役所での手続き」についてです。

市役所では、以下の3点の変更を同じ窓口で同時に行うことができます。

  • 住所変更(転出/転入手続き)
  • 印鑑登録
  • マイナンバーカードの住所変更

印鑑登録とは、印鑑が本人のものであることを公に証明するための手続きのことです
登録された印鑑は実印と呼ばれ、自動車や不動産の購入といった大きな取引でローンを組んだりする際に必要になります。
登録できる実印は1人につき1つなので、実印を他人と共有することはできません。
旧住所で抹消手続きをして、新住所で登録手続きをしている形になる。
同じ市区町村内での引越しなら印鑑登録は不要

住所が変更になったら、まずは旧住所を管轄している市役所へ赴き、転出届/転居届をしに行く必要があります。
転出届は旧住所と異なる市区町村への引っ越しの場合に必要、転居届は旧住所と同じ市区町村内への引っ越しの場合に必要になります。
該当する方の手続きを行いましょう。

転出届を行うと、転出証明書が発行されます。
この転出証明書を持って新住所を管轄する市役所へ行き、転入届を行います。

転居届の場合は新住所を管轄する市役所=旧住所を管轄する市役所なので、転入届は不要です。
なので、転居届の手続きをしたらそこでやることは終了します。

転出届をする際、窓口で印鑑登録とマイナンバーカードの住所変更をしたい旨を伝えれば一緒に手続きしてくれます。
転居届の際は印鑑登録は不要になるので、マイナンバーカードの住所変更だけ依頼しましょう。
当然ですけど、印鑑とマイナンバーカードは持ってきてくださいね?
後は指示通りに頷いていれば手続きは完了します。

注意点は、マイナンバーカードの暗証番号です。
マイナンバーカードを作る際、4桁の暗証番号6~16桁の暗証番号を自分で設定するように指示されます。
この暗証番号をメモした紙を保管してあるはずなので、覚えがない人はこの書類を発掘しましょう。

マイナンバーカードの住所変更をする場合、この暗証番号が両方とも必要になります。
私は6~16桁の暗証番号は覚えていなかったので、その場で再設定させていただくことで事なきを得ました(笑)

2.クレジットカードの住所変更

クレジットカードって有効期限がありますよね?
有効期限が切れたことがある人は知っていると思うのですが、有効期限が近づくと自宅に新しいクレジットカードが郵送されてきます。
このクレジットカードが送られてくる住所は、市役所にて住所登録してある住所…ではありません。
クレジットカードはクレジットカードで住所登録されていますので、住所変更をする必要があります。
これを怠ると手元に新しいクレジットカードが届かないという大変不味い状況になりますので、特に忘れないように注意が必要です。

私はイオンカード・MIRAINO DEBITカードを持っているので、この2点の住所変更手順を記述していきます。
他の種類のクレジットカードを持っているのなら、インターネットでとりあえず調べて別個に変更していきましょう。

2-1.イオンカードの住所変更手順

イオンカードの場合、「インターネットバンキング」経由で住所変更手続きが可能です。
「暮らしのマネーサイト」からは変更できません。

以下のリンク先からログインを済ませましょう。

ログイン|イオン銀行ダイレクト

契約者IDは、初めにクレジットカードが郵送されてきた際の封筒に入っている紙に書かれています。
同封筒に入っている暗証番号カードがどちらにしろ後で必要になるので、まずはこの書類の捜索から始めましょう。

ログインしたら「お客様情報各種設定」をクリックし、「氏名・住所・電話番号変更」を選択しましょう。

あとは指示に従って普通に入力していくだけで住所変更は済みます。

最終確認時に暗証番号カードを使う場面があります。
…あったはずなのですが、住所変更2回目の時は何故か不要でした。何故?
直前にパスワード変更や合言葉の確認をされたからかな?

2-2.MIRAINO DEBITカードの住所変更手順

MIRAINO DEBITカードは、SBI証券で株式の取引をする際に「住信SBIネット銀行」を利用する必要が出てきたので作ったクレジットカードです。

なので、住信SBIネット銀行のWebページにログインします。

https://www.netbk.co.jp/contents/pages/wpl010101/i010101CT/DI01010210

ユーザーネームとWEBログインパスワードの入力を促されます。
ユーザーネームに関しては、初めにクレジットカードが郵送されてきた際の封筒に入っている紙に書かれているので、そちらを用意しましょう。
WEBログインパスワードは自分で設定しているはずです。

また、イオンカード同様に、同封筒に入っている暗証番号カードが最後に必要になります。
クレジットカードは総じて暗証番号カードが入っているものなんですかね?

ログインしたら、「口座情報・入出金」をクリックし、「お客さま情報照会・変更」を選択します。
ここから住所変更が可能です。

本人情報の変更を行うには、WEB取引パスワードが必要になります。
WEBログインパスワードとはまた別物です。
これも自分で設定しているはずですので、WEBログインパスワードと間違えないように注意しましょう。

新住所を入力して最終確認時に、WEB取引パスワードの再度の入力と、暗証番号カードによる認証を行う必要があります。
下図のようになってた場合、暗証番号カードの裏面のA-2及びE-1に該当する箇所の数字を入力すれば、認証が完了します。

ちなみに、私のように長いことログインしていないと、以下のような画面が表示されるかと思われます。
この場合、「変更があるため、情報を更新します」という選択肢が存在するので、そこ経由で住所変更画面に移ることも可能でした。