【基本がわかる用語解説】 ディスペンサーとは?

用語
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普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「ディスペンサー」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。

2.ディスペンサーとは?

ディスペンサー[dispenser]とは、液体を一定量吐出する装置のことです。

身近な例はシャンプー・リンス・ボディーソープなどの入れ物です。
中途半端に押した場合は微妙な量が出てきますが、目一杯押せばほぼ同じ量が出てくるでしょう?
このように、一定量の液体を出すための装置は軒並みディスペンサーということになります。

シャンプー・リンス・ボディーソープの入れ物の場合はソープディスペンサー、ドリンクバーの場合はドリンクディスペンサーという具合に、○○ディスペンサーという呼び名はそこそこ存在します。
日常的に実際に呼ぶかどうかは別ですけどね。
というか呼ばない。

ディスペンサーは結構身近なところに存在するわけですが、工場のラインでもよく使用されています。
特に生産現場では精密性が求められるので、寧ろ工場のラインでこそ真価を発揮しています。
それこそペットボトルに500mlのジュースを入れるなら、ディスペンサーの出番ですからね。

他の用途としては、プリント基板にも使用しています。
プリント基板に部品を実装する時に、部品のズレ防止や表裏ひっくり返した際に部品が落ちないように接着剤で固定することもあります。
プリント基板に実装する部品は非常に小さく、部品が密集していることが多いので、接着剤を塗布する量は多過ぎても少な過ぎても良くないです。
そこで、ディスペンサーで決められた量を正確に・瞬時に塗布することで、プリント基板への部品実装が高速化していたりします。

ディスペンサーの方式としては、空圧式(空気圧で押し出す最も一般的な方式)・非接触式(液体を飛ばして塗布する方式)・容積計量式(容積計量器とモータを使用する方式)など、様々な種類が存在します。

3.まとめ

ディスペンサーとは、液体を一定量吐出する装置のことです。

以上、「ディスペンサー」についてでした。