今回は「リダンダンシー(冗長性)」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.リダンダンシー(冗長性)とは?
リダンダンシー[redundancy]とは、必要最低限な状態に対して余分なものがある状態を指します。
冗長性(じょうちょうせい)とも呼びます。
リダンダンシーがあると言えば余分がある状態、リダンダンシーが無いと言えば余分が無い状態を表しているわけです。
ただ、場合によっては“余分”ではなく“余裕”や“備え”…マージンという良い意味で使われている場合もあります。
どちらにしろ意味するところは最低限+αの“+α部分”であることに変わりはないので、文脈から良い意味で使用しているのか悪い意味で使用しているのか判断するようにしましょう。
『災害に備えて備蓄のリダンダンシーがある。』
⇒何かあった時のために備えを多めにしている。
⇒良い意味
『君、腹周りに脂肪のリダンダンシーがあるよね?』
⇒それ、ぽっちゃり系じゃなくてデブって言うんだよ?
⇒悪い意味
3.まとめ
リダンダンシー(冗長性)とは、必要最低限な状態に対して余分がある状態を指します。
“余分”は良い意味と悪い意味どちらでも使用されるので、文脈からどちらなのか判断しましょう。
以上、「リダンダンシー(冗長性)」についてでした。