今回は「デイジーチェーン」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります。
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。
2.デイジーチェーンとは?
デイジーチェーン[daisy chain]とは、機器を数珠つなぎに直列接続する方式のことです。
デイジーはヒナギクのことを指していて、デイジーチェーンによるネットワークの構成がヒナギクの花冠を見立てているとのことです。
それヒナギク以外の花でも良いのでは?
花冠といえばヒナギクなのかな?
…と最初は思ったのですが、どうやらヒナギクは英名が[daisy]のようです。

機器A(ヒナギクの花)-ケーブル(ヒナギクの茎)-機器B(ヒナギクの花)…という具合に繋がっていくわけです。
俗に言うバケツリレー方式に繋がるということですね。
伝送路が一本に統一されるので接続が単純になるというメリットがあります。
デイジーチェーン用のコネクタを1個用意すれば良いわけですからね。
その反面、必ず一筆書きで繋がなければならないので機器の配置が制限されたり、データの送受信にどうしても時間がかかってしまうというデメリットがあります。
ちなみに、ネットワークトポロジーでいうところのライン型がデイジーチェーンに当たると思うのですが、そのような記述は特に見たことがないんですよね。
3.まとめ
デイジーチェーンとは、機器を数珠つなぎに直列接続する方式のことです。多分トポロジーのライン型のことです。
以上、「デイジーチェーン」についてでした。