今回は「単振動」についてです。
1.初めに
わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。
残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです。
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。
その対策として、本ブログでは記事中に登場する一部の用語(※よくある青字下線表示をしてある)をクリックすると、別途その用語についてまとめた記事へ移動させるような形式を取っています。
そのまとめ記事の一部が本記事となります。
その為、まとめてある内容は基本中の基本で、『おそらくこんな意味なんだろうな』と理解してもらうのを目的としています。
わかりやすくがモットーです。
なので、難しい言い回しは極力避けますし、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので言葉遣いもゆるゆるにしていきます。
用語の一覧は本ブログトップの「用語集」というボタンから閲覧できるので、他にも気になる用語があったらそこを覗いてみてください。
2.単振動とは?
振動[vibration]とは、揺れ動く現象のことです。
スマートフォンで何らかの通知をする際にブルブル震えるバイブレーション機能なんかを想像してください。
単振動とは、等速円運動(物体が同じ速度で円周上を回り続ける運動)を真横から見た際の往復運動のことです。
等速円運動を横から見ると、メトロノームを真上から見たような振動を繰り返します。
ある点では速く動き、またある点ではゆっくりと動くこの往復運動ですが、一定周期で全く同じ動きを繰り返しをしているのはわかりますよね?
このような振動のことを単振動と呼びます。
要するに、周期的な往復運動が単振動というわけです。
この単振動の関係をグラフ化すると、よく耳にするであろう正弦波になります。
ちなみに、単振動の例としては振り子運動やばね運動がよく挙げられますが、実際の運動では空気抵抗や重力などの影響で物体の持っているエネルギーが減っていくので、最終的に停止するんですよね。
なので、『単振動の説明として使用するのは正しいのか?』と思い、メトロノームを例に挙げました。
まあ、メトロノームも設置状況や経年劣化で単振動じゃなくなるんですけどね。
3.まとめ
単振動とは、周期的な往復運動のことです。
以上、「単振動」についてでした。