【基本がわかる用語解説】 インゴットとは?地金とは?

用語
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普段使いしているけどよくよく考えると説明が難しい単語ってありませんか?
この記事は、私が疑問に感じた用語について調べてまとめたものとなっています。
イメージ重視で『ああ、そんな感じか』と理解したい人向けです。

今回は「インゴット(地金)」についてです。

1.初めに

わからない用語を調べた際、用語の説明をするために他の用語が出現してくるので結局何を意味するのかわからなくなったという経験はありませんか?
私は結構あります。
特に、業界特有の用語なんてその業界の方は知ってて当たり前のように使用してくるので、全く解読できなかったりします。

残念ながら、本ブログに関しても同じことが言えます。
人それぞれどこまで理解しているかは当然異なってきますので、万人が理解できる記事を書くというのは不可能なのです
超初心者に合わせて毎回基礎中の基礎から説明してたら本題に入れませんからね。

なので、本サイトでは基本的な用語から専門的な用語まで個別にまとめ、簡単に検索できるような構成にしてあります
もしわからない単語が出てきたら、画面右もしくは最下部に表示されている「サイト内を検索」から用語を検索するか、トップの「用語集」ボタンにまとめた取り扱い用語一覧から目的の用語を検索してみてください。

2.インゴット(地金)とは?

よくゲームで金属の塊や金の延べ棒をインゴットと呼びますよね?
ただ、厳密には何を指しているのかと言われると答えづらいのではないでしょうか?

インゴット[ingot]とは、鋳塊ちゅうかいという溶かした金属を型に流し込むことで固めた金属の塊のことを指しています。
地金(じがね、じきん)とも呼び、金属を貯蔵しやすいように固めるのを主な目的としています。
ふわっとしたイメージで概ね合っていたわけですね。

金・銀・鉄・アルミニウムなど、インゴットになっている金属は様々な種類があります。
例外としてICの材料となるウェハという半導体材料の結晶で生成した円盤の基もインゴットと呼びます。
円柱状のインゴットを0.5~1.0mm程度の厚さに薄くスライスしたものがウェハです。

インゴットと地金は大体同じものを指しているのですが、厳密には違いがあります。
それは、形状です。

インゴットは資産としての保有を目的としているので、最初に述べたように延べ棒になっています。
そこに偽物ではないことを証明するための刻印が施されています。
売買をするための形を整えてあるのです。

それに対して地金は、金属の塊であれば形に指定はありません
アクセサリーなどに加工してあるものも含むのです。

インゴットは重量によって種類分けされています。
1g・2g・5g・10g・20g・50g・100g・200g・300g・500g・1kgなど、様々です。
この内、地金としてアクセサリーなどに用いられるのは大体1gか2gのもの、インゴットとして資産として用いられるのは500gか1kgのものが多いようです。

3.まとめ

インゴット(地金)とは、鋳塊という溶かした金属を型に流し込むことで固めた金属の塊のことです。
金属を貯蔵しやすいように固めるのを主な目的としています。

以上、「インゴット(地金)」についてでした。